ぐぅ動物病院
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症例紹介

犬の椎間板ヘルニアとは?

今日は椎間板ヘルニアについてのお話です。
椎間板ヘルニアって何?という方も多いと思います。
究極にシンプルに言うと、椎間板 が ヘルニア になることです。

椎間板とは、首の骨(頚椎)〜お尻の骨(仙椎)の間にある座布団のような衝撃吸収材です。
これがあることで、骨同士があたって痛いこともないですし、背中をまるめたり、反らしたり、ねじったり出来ちゃうのです。
座布団も表面の布と、中に柔らかい綿が入っていますが、椎間板も表面の硬い軟骨と中にゼリー状の物質が詰まった構造になってます。

ヘルニアとは、本来あるべき場所から飛び出た事を言っています。
例えるなら焼餅がプク〜っと膨らんだら、あえてそれを医学的に言うと「餅ヘルニア」と言うのかもしれません。

まとめると椎間板ヘルニアとは、背骨の間のクッションが①破れたり②膨らんだり してしまった病気のことです。
※①ハンセン1型②ハンセン2型と言います。

症状:ふらついて歩く(特に後ろ足) 背中を丸めて震える 触ると怒る 突然キャンと鳴く 後ろ足を引きずって歩く ジッとして動かない
この症状があれば椎間板ヘルニアを疑います。

治療:内科治療と外科治療に分けられます。ざっくり言うと安静と飲み薬(注射)か手術ということです。
それぞれにメリットやデメリットがありますので、どちらを選択していくかは飼い主さんと相談の上で決定していきます。

内科治療:安静をとりつつ飲み薬や注射薬を投与します。症状に応じて鎮痛剤や消炎剤、ビタミン剤、ステロイド等を選択していきます。
飛び出た椎間板物質が悪さをしなくなるまでは1〜2ヶ月かかります。症状が緩和しても1〜2ヶ月の安静と治療が必要になります。

外科治療:飛び出た椎間板物質を取り除く手術です。ぐぅ動物病院ではCT検査やMRI検査で手術部位や脊髄のダメージを確認して的確な場所の手術を行います。

グレードが上がるほど内科治療による反応は悪くなります。
図1を見ると圧倒的にグレード5の回復率が悪いのがわかります。さらに言えばグレード5の場合出来る限り早期に手術を選択しないと(以前は2日以内に手術を言われていた)
みるみる回復率は落ちていきます。
ただしここ最近のデータでは、2日以上たっても術後経過が良いデータも出てきているので今後に注目です。(※早急に手術をすることを否定するわけではありません)

 

2017.06.06

犬の椎間板ヘルニア(グレード5症例)

犬の椎間板ヘルニア(グレード5症例)

ミニチュアダックスのユズちゃんは、急に後ろ足が麻痺して、立てなくなってしまいました。
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2017.06.06